「めんどくさい人」の心理

「めんどくさい人」の心理

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この本は2013年に出版した「人とモメない心理学」「青春出版社」の文庫版である。
 長い人生でトラブルがないということはない。どんなにトラブルを避けようとしてもトラブルは起きる。 人間関係のトラブルを避けようとして避けられるものではない。
 ただなぜか分からないが自分の身の回りに次々にトラブルが起きる人が居る。
 先ずトラブルの原因が相手側にある場合。これを先ず第一章として取り扱った。とにかく人を煽る人がいる。周囲の人間関係を壊して、皆が上手くいかなくなることが生き甲斐の人がいる。

 次にトラブルの原因がこちら側にある場合がある。

 すべての人が同じようにトラブルに巻き込まれ、周囲の人から酷い仕打ちを受けているわけではない。トラブルに陥ってしまうのは、自分の側にも何か問題があるからかも知れない。その考察がなければトラブルに巻き込まれ続けることになる。

 トラブル続きの人にはやはりいくつかの共通性がある。人間関係でトラブル続きの人の中には一面的な視点の人が多い。
 そして最後に第三章として、解決のことを考えた。トラブルが起きたときの対処の仕方である。

 人生ではトラブルは次々起きる。大切なのは問題の解決能力。

 問題の解決能力をどう発展させるかが第三章である。

 トラブルのない人生なんてない。問題はそのトラブルをどう解決するかである。その解決の仕方で人生の価値は決まる。
 幸せとは問題のないことではない。それを扱う能力である。

 問題を解決して行くことで人間のはばができてくる。人間が人間として生きていくには奥行きが必要である。その奥行きとかはばというものが問題を解決していくうちにできてくる。
 最後の第四章では、具体的に問題解決を可能にする考え方、発想についてコンストラクトとマインドフルネスと言う二つの概念を説明した。

 独善に反対した心理学者のケリーと、マインドフルネスと言う概念を用いて介護健康等々で様々な業績を上げているランガー教授の二人である。

 ケリー教授とランガー教授とどちらにも言えることは、二人の理論が人間関係を円滑にし、人生を生き易くすると言うことである。

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