誰も書かなかったアメリカ人の深層心理
あまりにも、日本の "アメリカ情報" の間違いは酷い。
私たち日本人は、実際のアメリカとは全く違ったアメリカをアメリカと思っている。
アメリカというと、権威主義とは関係のない自由と独立、
さらに個人主義の国と考える。
アメリカは、「家族」と「宗教」と「権威」を非常に大切にする国民であ
る。これがアメリカ理解の基礎である。
このアメリカの本質を間違えると、アメリカ理解はとんでもない間違ったものになる。
新年からNHKの9時からのニュース番組で「無縁社会」と言うのをシリーズでしている。いかに日本社会の人間関係が切れてきているかと言うことを伝えている。
ここまで人間関係が切れてしまったのも一つには
アメリカを間違って理解し、
アメリカの市場主義をそのまま受け容れたことによる。
アメリカはアメリカの土壌にあった市場主義であるから
アメリカ人は日本人に比べればはるかに幸せである。
その間違った情報から日本社会を守るために書いたもので
是非読んでいただきたい。[10/02/07]
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なぜリーマンショック後、平気で多額の報酬を受け取ろうとするのか?
アメリカ人は、本当は何かを考えているのか。
経済格差の国・アメリカと、幸福格差の国・日本、
世界一楽観主義の国・アメリカと、悲観主義の国・日本……
そのベースにあるアメリカ人の宗教観や家庭観などから紐解いて、
初めて綴った目からうろこのアメリカ人論。
アメリカの市場絶対主義を追いかけても、日本は再生しない!
「家族」「宗教」「権威」…彼らの本音とは。
出版社: 朝日新聞出版 (2010/1/20)
ISBN-10: 4022504919
ISBN-13: 978-4022504913