うまくいく夫婦、ダメになる夫婦

うまくいく夫婦、ダメになる夫婦

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この本を書くに当たって読んだ本の中に、夫婦が事態に直面しないで議論を避けると次第次第に、夫と妻との間のガラスは透きガラスから曇ガラスに変って行くと言う。これが破滅へのスタートだと言う。

今夫婦の間に真の会話が失われていると言う。それはお互いに真実の事態に直面することを避けているからである。

家庭内離婚が急増する中で、人々は今本当に結婚相手に親しさを持って居るのだろうかと言う疑問を持ち出している。

アメリカの本ではあるが、[親しい敵]と言うタイトルがそれを表している。また[離婚しても仕方ない]「註、Edmund Bergler, Divorce won’t Help, Harper & Brothers, 1948」の序文の中に、ある賢明なジャーナリストが[結婚とは親しさなき親しい関係]と言ったと言う話しが出ている。

人間関係は何であろうと結婚生活にもトラブルはつきものである。トラブルがあるからこそ相手を理解できるのである。トラブルの解決の過程がお互いの理解の過程なのである。

素晴らしい結婚生活はそのトラブルごとに二人の理解が深まり、二人が成長した結果なのである。トラブルを解決するためにお互いに議論をすることでお互いがより理解ができるようになる。

男は女が求めていないものを努力して与えているかも知れない。女も男が何を求めているかを知らないかも知れない。その結果トラブルは起きる。それを解決していく過程で本当に理解しあえるのである。

たかが好きくらいで結婚をして相手を理解しているつもりになることはとんでもないことである。

要するにお互いに相手を認めあうということだが、これは口で言うほど簡単なことではない。この本ではそこらへんをどう考え、どう解決して行けばいいのかを書いた。

しかしこの本は離婚を否定しているものではなく、どのような場合には離婚した方がいいかも考えた。

むしろ離婚出来ないでいる人の隠された心理的葛藤を表面化したつもりでいる。

どのような結婚がいいのか、どのような離婚がいいのか、そんな大問題は誰にもすぐに分かるものではない。

植物はいつも水を与えなければ枯れてしまう。結婚生活も同じ事である。
ある人から「人間関係はいつも、いつも水をやらなければ駄目だよ」と言う言葉を聞いた。
どんなにお互いに好きで結婚してもいつも、いつもその関係を育む努力をしなければ、すぐにおしまいになる。

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