青春の怒濤(加藤諦三青春文庫)
青春の怒濤(加藤諦三青春文庫)

青春の怒濤(加藤諦三青春文庫)

“現代人は他人の目の色をうかがいながら生活している。他人が自分をどうみるかということですべてが決まる。何をやろうとするにも、まずそれをやったら他人がどう思うかということを考える。いい学校にはいるのも他人のためでしかない。親に喜んでもらうため、友人に尊敬されるため、先生にほめられるため……何もかもが他人の目のためである。なぜそうなってしまったのか。他人が自分をどう見るか、それだけになってしまったら、人生は何と貧しいことだろう。私はこの小説のなかで、そんなことを拒否して生きる主人公を書いたつもりだ。又、随筆の個所でも、表現の形式はちがうが、いいたいことは同じである。”(「まえがき」より)

「われわれは如何にしたら自己疎外から脱することができるのか」をテーマに、小説と随筆の形式でまとめられた書。悩める若者たちが夢中で読んだ名シリーズを電子版として復刊。

出版社: PHP研究所 (1977/11/5)

<関連記事>
インプレスR&DとPHP研究所が協業で名作を紙書籍として復刊!第一弾は、加藤諦三の青春シリーズ『ああ青春』など7タイトルを同時刊行!

<電子版>
フォーマット: Kindle版
ファイルサイズ: 630 KB
紙の本の長さ: 102 ページ
販売: Amazon Services International, Inc.
ASIN: B00FFRZA3A

前のページ 次のページ