ドンチャン騒ぎのない家庭は危険な家庭である

子供が親を殺す事件と逆に親が子供を殺す事件もある。2000年の6月にパイロットが家庭内暴力の子供を殺すという事件があった。このときにも寝ている子供を殺している。この両親は生きているときに子供に立ち向かうべきだっ
たのである。
 
夫婦二人で寝ている子供を殺すのではなく、生きているときに夫婦二人で子供に立ち向かいドンチャン騒ぎをするべきだったのである。
 
生きているときには子供の言いなりになりながら、寝ているところをヒモで殺すというのは卑怯だ。そういう親だから子供は家庭内暴力になったのである。
 
ドンチャン騒ぎのない家庭は危険な家庭である。親と子供はドンチャン騒ぎをするのが自然なのである。お互いに感情をもって生きているのだから、平和であるはずがない。「良い子」の家庭にはドンチャン騒ぎがない。だから最後にそれぞれ感情が爆発し、結果として最悪の悲劇となるのである。
 
つまり「良い人」は普通の人よりも怒りを感じながら、普通の人より怒りを表現出来ない。その結果が抑鬱傾向である。こういう人は怒りを心の底に抑圧している。雪ダルマのように怒りが心の底に溜まってしまったのである。
 
その怒りが殺人になって表現されることもある。