43. 一目惚れする人は、自分の理想像を異性に押しつけ、恋をする

一目惚れという恋愛がある。しかも物凄い惚れ込みようである。相手を世界一の女性にまで考える。相手をこの世に二人とない男性と考える。そして恋の情熱の膚になる。すぐに熱烈な恋愛をする人はたいてい心理的成長に失敗している。

Infatuated love is メLove at first sightモ.
 
このような一目惚れの恋は現実の相手に恋をしているのではなく、自分が想像する理想の女性を相手とみなして、恋をしているのだという。そして「こんな素晴らしい人は他にいない」と言う。
 
右の文は「The Psychology of Love」という本の「Triangulating Love」という論文の中の文章である。
 
そしてこのような恋愛は親しさの欠如の結果であると論文はいう。人間にとって極めて重要な親しくなる能力を欠如している人が、ある異性を見てカーッとなる。
 
このようにすぐにカーッとなる人は心理的にいろいろな間題を抱えている。
 
著者はまず現実の相手を見ないで、自分の理想像を相手とみなすと述べている。相手を理想化してしまう。したがってその恋は遂げられると消えてしまう。現実の相手と接するからである。
 
第二の間題点は強迫性である。憑かれたように恋をすることでエネルギーを消耗してしまう。恋に消耗する。恋愛をして積極的に生きる姿勢がより鮮明になるのではなく、ただぼ-っとしている。

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